韓国の『中央日報』の報道によると、日本の元首相である鳩山由紀夫氏は5月30日に韓国の済州(チェジュ)島で開催された「平和と繁栄のための済州フォーラム2013」に参加した際、「安倍首相が日本と中国・韓国との矛盾を引き起こした」と非難し、「安倍政権は最も重要な歴史的教訓を十分に学んでいないのではないかとの疑いを抱いている」と指摘した。
鳩山氏は「人類の文明発展の鍵は『紛争』ではなく『協力』だ」との見方を示し、「安倍政権は政治家の靖国神社への集団参拝を放任し、日本の侵略の歴史を認めた『村山談話』や慰安婦の存在を認めた『河野談話』を修正する意図を公然と示し、頻繁に周辺国を挑発する言動をとっている。米国でさえも安倍政権の歴史修正主義を批判している」と批判した。
更に、日本の元首相である村山富市氏は6月7日、フジテレビの番組の中で、日本の植民地支配と侵略に関する安倍首相の態度を批判し、「一国の首相として、安倍氏の発言は不謹慎だ」と指摘した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2013年6月19日