蘇岩礁が日本の防空識別圏に? 中韓の仲違いを図る日本

蘇岩礁が日本の防空識別圏に? 中韓の仲違いを図る日本。 防空識別圏は一国の防空の需要に基づき設定された空域であり、軍による早期発見・識別・阻止に条件を提供することを目的としている。しかし実際には、その他の防空識別圏を設定している国と比べ、日本の防空識別圏の設定方法と範囲には深刻な問題が存在する…

タグ: 蘇岩礁 防空識別圏 韓国 中国 領土

発信時間: 2013-06-20 09:50:24 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

日本政府は長期間に渡り、慰安婦などの歴史問題に関する認識について、中間両国の不満を引き起こしている。日本の安倍内閣の右傾化は、中間両国の日本軍国主義台頭への懸念を深めている。韓国の朴槿恵大統領は6月27日に訪中し、中国側の指導者と会談する。この時期に、日本の一部メディアは中韓の蘇岩礁問題を煽り立て、「中韓は蘇岩礁問題で不一致が存在するが、蘇岩礁は日本の防空識別圏内に位置する。日本は同問題を利用して、中韓両国を仲たがいさせることができる」と伝えた。

産経新聞が発行する夕刊フジの公式サイト・ZAKZAKは6月17日、「中韓は日本復興を懸念し、歴史認識などの交流を強化し、日本対抗・国際宣伝で共同戦線を張っている。しかしこの状況下、中韓の蘇岩礁問題は両国を分離させる切り札になる。日本は、蘇岩礁は日本の防空識別圏にあるという切り札を出し、不利な局面を巻き返すことが可能だ」と報じた。

蘇岩礁は中国の東中国海にある暗礁で、干潮時は海中にあり、岩頂が海面から4.6メートル下にある。蘇岩礁は中国の東中国海の大陸棚にあり、中国政府はその主権を主張している。しかし2001年1月26日、韓国国土地理情報院は専属経済海区を拡大するために、蘇岩礁を「離於島」(イオド)と名付け、蘇岩礁が韓国の専属経済海区内にあると主張した。

同記事は、「この中韓双方が主権を主張している岩礁は、日本のパイロットが使用している航空図の中にあり、日本の防空識別圏内に位置する。そのため日本はこれにより、中韓両国の協力をけん制できる。中韓両国の航空機が蘇岩礁の上空を通過する場合は、事前に日本に通知しなければならない。通知がなかった場合、航空自衛隊はこれを阻止する権利を持つ」とした。

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