防空識別圏は一国の防空の需要に基づき設定された空域であり、軍による早期発見・識別・阻止に条件を提供することを目的としている。しかし防空識別圏は本国の領空外の公共空域に属している。しかし実際には、その他の防空識別圏を設定している国と比べ、日本の防空識別圏の設定方法と範囲には深刻な問題が存在する。
また国際法によると、中韓の軍用機が日本の防空識別圏を通過したとしても、日本政府はそれについてあれこれ口出しをする権利はない。国際法の規定によると、防空識別圏は沿海国領空の一部ではなく、防空識別圏の設定は関連空域の国際空域としての法的地位を変えてはならない。
また中国では蘇岩礁問題について以前から、同岩礁が領土として認められず、中韓双方に領土問題が存在しないということで、中韓双方が同問題について一致しているとされていた。日本のどさくさにまぎれ白黒を混同しようとするやり方は、自ら恥をかく行為だ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2013年6月20日