中川幸司のブログ:中山レモンスカッシュ

中川幸司のブログ:中山レモンスカッシュ。 チャイナネットさんの本日の記事に『日本の富裕層は教育を最重要視、中国留学も選択肢に』というものが掲載されておりました。要約すれば、日本は相続税が高いので、「お金持ち」が資産を海外移転させたり、またとくに投資しているのは貴金属等の贅沢品ではなく子供への海外留学を主とした教育投資ということです。こちらの記事のバックグラウンドにはとくに数値データがあるわけではなさそうですので、「ふ~ん」という感じではありますが…

タグ: 教育 富裕層 海外 資産 投資

発信時間: 2013-07-08 16:08:19 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

文=中川幸司

みなさんこんにちは!7月になり夏の本格到来です。毎日暑い暑い日が続いております!みなさん体調は崩されておりませんでしょうか??

僕は暑さよりも湿気のほうが不快ですので、北京のカラッとした暑さは東京よりも過ごしやすいと思います。また、比較的頻繁に訪れる上海の夏は、東京と北京よりもはるかにジメーーっとしており、まるで蒸し風呂・・・耐えられません!

チャイナネットさんの本日の記事に『日本の富裕層は教育を最重要視、中国留学も選択肢に』(http://japanese.china.org.cn/life/2013-07/07/content_29347076.htm)というものが掲載されておりました。要約すれば、日本は相続税が高いので、「お金持ち」が資産を海外移転させたり、またとくに投資しているのは貴金属等の贅沢品ではなく子供への海外留学を主とした教育投資ということです。こちらの記事のバックグラウンドにはとくに数値データがあるわけではなさそうですので、「ふ~ん」という感じではありますが、この雰囲気はむしろ中国の富裕層のほうがあてはまりそうな気が僕の肌感覚として感じます。

僕がこれまでお会いしてきた友人の中国の「お金持ち」の皆さんが一様に言われているのは、『中国の「貨幣」そのものに絶対的な信頼がおけないから、不動産投資や子供の教育投資に回すのだ。』というものです。こういった「お金持ちマインド」が、中国の不動産バブルを助長させているのだと思いますが、じゃぁ一方で日本の「お金持ち」ってどうなの?ということを見ると、確かに高水準の相続税という要因はありますので、日本の「お金持ち」は多くの節税方法を試行錯誤していると思います。しかし、中国とは異なり「日本の貨幣」に信頼を(過剰なほどに!)おいているような気がしまして、決して「お金持ち」マネーが投資活動に回っているようには思えないのであります。

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