日本の中日米3カ国関係における位置づけ

日本の中日米3カ国関係における位置づけ。 日米が中国に対応する「2対1」の局面が、日本の戦略的利益に合致しないならば、中米の接近後に見捨てられるだろうという懸念は戦略的に大きな意義を持たない。それでは、日本の中米日3カ国関係における位置づけは、どうなっているのだろうか…

タグ: 利益 意思疎通 隣国 東アジア

発信時間: 2013-07-18 10:22:06 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

日米が中国に対応する「2対1」の局面が、日本の戦略的利益に合致しないならば、中米の接近後に見捨てられるだろうという懸念は戦略的に大きな意義を持たない。それでは、日本の中米日3カ国関係における位置づけは、どうなっているのだろうか。最も理想的なのは、日本が3カ国関係において、中米両国の意思疎通の架け橋になることだ。シンガポール華字紙の聯合早報が16日に伝えた。

日本は地理的に中米の間に位置する。日本は中国よりも早く西側諸国に学び、米国人と長い付き合いの経験を持つ。現在の中米関係に存在する多くの問題は、かつて日米関係においても生じたことがある。日本は経験者として、多くのものを中米と共有し、貴重な経験を提供できる。

中米新型大国関係の構築の過程で、日本が建設的な役割を果たせれば、それは東アジアと世界にとっての幸福であり、日本に外交的な利益とソフトパワーの増加をもたらすだろう。日本は近年、自国の経済力低下を、世界から尊敬を集められなくなった、もしくは安全面で隣国に「侮られた」原因としているが、これが他国を納得させることはない。なぜなら世界では、シンガポールやスイスといった多くの小国が、国際事業で大国よりも上手に役割を演じているからだ。日本は依然として世界3位の経済国であり、国際的な存在感を高める能力を持っている。

しかしながら、中米間の架け橋になれるかは、日本自身の戦略的位置づけによって決まる。日本はまず、日米同盟を強化すると同時に、中国と戦略的対話を進めるため取り組む必要がある。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2013年7月19日

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