実際に沖縄の米軍による準「占領」状態が続く中、安倍首相は「中国脅威」の旗印を打ち立て、沖縄の軍事色強化と自衛隊の沖縄諸島における存在強化を図っている。日本メディアによると、防衛省は宮古島に戦闘機部隊、与那国島に「沿岸監視部隊」を配備するほか、自衛隊を「離島作戦」任務を遂行する日本版「海兵隊」にする方針を「防衛計画大綱」改正案に明記した。
安倍首相はまるで21世紀のドン・キホーテの生まれ変わりのようだ。想像から生まれた「脅威」に向かって対抗している。しかし安倍首相がドン・キホーテよりかわいそうで、怖い点は一人で戦わないことだ。彼の後ろには従者のサンチョやラバではなく、無数の指導者の指示に従う日本の一般市民がいる。
当時の悲惨な沖縄戦では沖縄の4人に1人が戦火に命を落とした。それも沖縄の人々の多くが米軍の砲火ではなく、「玉砕」を求める日本軍の刀や銃、集団自殺で命を落とした。安倍首相の強力な「催眠」で、沖縄だけでなく、日本列島が新たな戦争という夢の世界に進みつつある。それが新たな悪夢であることは間違いない。
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「中国網日本語版(チャイナネット)」 2013年7月19日