日本政府観光局が24日に発表した最新の統計によると、今年上半期(1~6月)に日本を訪れた外国人は前年同期比22.8%増の495万5000人に達し、過去最高記録を更新した。また、日本国内の一部の飲食企業は、これによってビジネスチャンスを得た。レコードジャパンが日本メディアの25日の情報として伝えた。
日本で居酒屋「甘太郎」や「北海道」などを運営する株式会社コロワイドはこのほど、日本を訪れる外国人向けのサービスを強化している。同社は今年6月、外国人観光客に対応する専門部署「営業外商部」の業務を強化し、海外の旅行代理店と協力し、旅行社の客層の優位性を生かして居酒屋に外国人観光客を来店させようと取り組んだ。
こうして、本来は夜間のみ営業していた居酒屋は、昼間に日本を観光する外国人向けに営業することになった。また、外国人観光客向けにしゃぶしゃぶ、海鮮鍋など特徴のあるメニューを出した。1人当たりの費用は約2000円である。
業務提携後、コロワイドが運営する居酒屋の1月当たりの来店者数は前年同期の5倍になった。同社は、今後、外国人観光客向けにさらに多くのサービスを提供する方針を示している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2013年7月26日