「死魚」とは釣り上げる前から死んでいる魚のことで、海面に浮かんでいる「浮魚」と海底に沈んでいる「底魚」の二種類があるという。一般の卸売市場には流通しておらず、一部の特別な水産加工業者のところでしか手に入れることはできない。価格は通常の生きた魚より5―10%割安で、「死魚専門業者」はかなり儲かる商売であるようだ。
また、「死魚」には種類の制限もなく、いびつな形の養殖魚や既に死んでいるマグロなど何でもありである。
何はともあれ、消費には昔から変わらない「安かろう悪かろう」という摂理がある。特に食に関してはより慎重になる必要がある。高品質のものを求めるなら、それ相応の対価を支払わなければならない。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2013年8月22日