安倍晋三首相は24日、中東3カ国および東アフリカのジブチの訪問を開始した。日本メディアの報道によると、安倍首相はジブチ訪問期間中に、ソマリア沖の海賊取締りの任務につく自衛隊を重点的に視察する。
安倍首相は25日、米海軍第5艦隊のミラー司令官と会談した際に、ジブチの海上自衛隊P-3C哨戒機の、各国部隊への派遣を積極的に検討すると表明した。これを受け、ジブチに位置する日本の海外基地が注目を集めた。
朝日新聞や産経新聞などのメディアは一致して「自衛隊のジブチ基地は、ソマリア沖の海賊活動に対応するための拠点だ」としているが、ジブチ基地はソマリア沖で護衛中の自衛隊の艦艇と航空機に補給を提供できるほか、日本初の海外永久基地とされている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2013年8月26日