9月2日の降伏日 日本はなぜこの日を記念しないのか?

9月2日の降伏日 日本はなぜこの日を記念しないのか?。 日本は戦争・歴史問題を故意に回避し、巧妙に美化しているため、多くの日本人はの歴史の真実、そしてすでに確定されている戦争の性質に関する問題を忘れている。これは日本が敗戦について選択した記念日からもうかがい知ることができる…

タグ: 戦争 降伏 歴史 回避

発信時間: 2013-09-02 09:38:54 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

1945年8月14日、天皇は「終戦の詔書」を書き、日本政府は連合国にポツダム宣言を受け入れることを通達した。天皇は8月15日の「玉音放送」で、ポツダム宣言を受け入れ降伏したことを宣言した。9月2日、東京湾に停泊していた米国の戦艦ミズーリで、日本の連合国に対する降伏の調印式が開かれた。天皇は「誓約履行の詔書」を発し、重光葵外相と梅津美治郎陸軍参謀長が降伏文書に署名した。日本は降伏文書の中で、「日本軍全軍に無条件降伏を布告する。全指揮官はこの布告に従うこと」、「ポツダム宣言を履行し、それに必要な命令を下し、措置を講じる」と明記した。

そのため米国、英国、フランス、カナダ、ロシアは9月2日を「対日戦勝記念日」と呼んでいる。米国は1995年9月2日に、対日戦勝50週年を祝う記念切手を発行した。カナダは2005年に対日戦勝60周年を記念し、「Victory 2-9-45」と刻まれた記念銀貨を発行した。仏国防省も2000年9月2日に、対日戦勝55周年記年式を開いた。

中国は9月3日を抗日戦争勝利記念日としている。旧ソ連も9月3日を、抗日戦争勝利記念日としていた。これは日本が降伏した翌日の1945年9月3日に、対日戦勝祝賀大会を開いたためだ。ロシアは近年まで旧ソ連の伝統を引き継ぎ9月3日を祝っていたが、2010年になり9月2日を「第二次世界大戦終戦記念日」とした。

日本が8月15日を「終戦日」としている他に、韓国はこの日を「光復節」とし、朝鮮半島が日本の植民地支配から開放されたことを記念している。韓国はまた8月15日を、「祖国解放記念日」としている。(筆者:莫邦富)

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2013年9月2日

     1   2  


iphoneでもチャイナネット!

日本人フルタイムスタッフ募集    中国人編集者募集
「中国網日本語版(チャイナネット)」の記事の無断転用を禁じます。問い合わせはzy@china.org.cnまで
 

コメント

コメント数:0最新コメント

コメントはまだありません。