この他にも、防衛省の統合幕僚監部が9日、中国海軍の「江凱−2」級ミサイル護衛艦2隻が8日深夜から9日早朝にかけて沖縄本島と宮古島の間の公海を太平洋から東中国海に航行したと発表。同護衛艦は中国の新型護衛艦で、総排水量は4000トン前後。
中国の爆撃機と艦艇がなぜこの時期に日本付近の公海上空に現れたのかについて、日本の防衛省は、今年の9月11日が日本の釣魚島「国有化」1周年の日に当たるからではないかと推測している。「中国軍の動きがより活発になる可能性があり、警戒を強めなければならない」としている。
中国の爆撃機の飛行について、テレビ朝日の9日の報道によると、小野寺五典防衛大臣は9日、「やはり9月11日は、日中間で一つの緊張感が発した一つのきっかけの日でもある。1年たつということで、私どもとしてもしっかりした対応が必要だ」と述べた。9日未明に静岡県の浜松基地から早期警戒管制機「AWACS」が飛び立つなど、警戒監視を強めている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2013年9月10日