また同紙は、時間が経つにつれ、日本の漁民は疑心暗鬼になっており、現地のある船長は、今沖縄の漁業界には漁師の中に中国に情報を流している人がいるという噂が流れ、多くの漁師が「中国のスパイ」のレッテルを貼られているという。その中の一人が沖縄漁協の幹部A氏だ。A氏は「中国船は悪くない。あれは本土のマスコミが煽っているだけだ」などと発言したという。また、A氏は明らかに「中国政府から金をもらっている」と疑う人もいる。もうひとりは、ある現地自治体の議会関係者のB氏。「表向きは日本の立場で釣魚島問題に熱心だが、日中友好団体と深い関係があり、B氏の口から出漁情報などが漏れている可能性がある」という。
現在中国公船は24時間体制で釣魚島海域で巡航しており、沖縄「八重山日報」の仲新城誠編集長は、中国は「日本の情報をつぶさに調べている」と話す。
「週刊ポスト」は日本最大の出版社の一つつである小学館が発刊する総合雑誌で、販売数は全国3位となっている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2013年9月23日