領土紛争と歴史問題により、ここ数年、日本と中国、韓国の関係は悪化している。この影響を受け、日本に行く大型豪華客船も激減している。日本の港はかつて、中国と韓国の客船が頻繁に往来し繁栄していたが、今は低迷し続けている。これは経済効果を期待する日本の地方政府に冷水を浴びせるに違いない。日本新華僑報網が9月24日に伝えた。
日本の「朝日新聞」によると、2012年秋以降、日本を訪れた中韓の豪華客船の係留業務を中断していた。近ごろ再開の兆しも見られるが、低迷し続ける日本の係留業務は景気回復を期待する日本政府に大きな打撃を与えた。
2012年、日本全国で外国籍の豪華客船の接岸回数が最も多かったのは博多港だった。2013年8月6日、中国の大型観光船が10カ月ぶりに博多港に入った。領土問題により中日関係が悪化し始め、2012年秋から、中国の大型客船は次々と日本接岸を取りやめた。
2012年の博多港への外国籍観光船の接岸回数は85回で、うち、中国は40回、韓国は39回だった。しかし、竹島問題(韓国名は独島)により、韓国客船の係留業務も低迷し続けている。2013年に入ってからの中韓両国の大型豪華客船の係留回数はそれぞれ6回である。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2013年9月25日