仙谷元官房長官が中国人船長釈放の内幕を暴露
仙谷元官房長官が中国人船長釈放の内幕を暴露。 当時の菅直人元首相は日本政府が司法部門に干渉したことを否定し、船長の釈放は司法部門の独自判断であったと主張していた。しかし仙谷氏は今回、「私は当時、（同事件が）政治と外交の問題に関わるため、検察庁は自主的に（船長を）釈放して欲しいと言った」と述べた…
タグ： 船長 漁船衝突 公務執行 詹其雄
発信時間： 2013-09-28 09:35:17 | チャイナネット | 編集者にメールを送る
中日の2010年の「漁船衝突事件」は、両国関係を一気に緊張化させた。幾度もの外交の駆け引きを経て、日本側が中国人船長の詹其雄氏を釈放し、事態が収束した。共同通信社は24日、仙谷由人元官房長官が取材に応じた際に、「私は当時、司法・検察部門に対して、公務執行妨害により逮捕された中国人船長の釈放を促した」と語ったと伝えた。
仙谷氏の独占インタビューの内容を真っ先に報じたのは、23日の時事通信社のウェブ版だった。仙谷氏によると、当時中国人船長を迅速に釈放できたのは、日中関係の大局の維持に基づく政治決断であったという。
当時の菅直人元首相は日本政府が司法部門に干渉したことを否定し、船長の釈放は司法部門の独自判断であったと主張していた。しかし仙谷氏は今回、「私は当時、（同事件が）政治と外交の問題に関わるため、検察庁は自主的に（船長を）釈放して欲しいと言った」と述べた。その背景には、同年11月に開かれるAPEC首脳会談があった。「中国が出席しなかったらどうするか。菅氏もこれに焦りを覚え、早急に本件を解決するよう求めた」
本件は日本メディアの注目を集めているため、共同通信社は24日、「この内幕の暴露により、本件が再び波乱を巻き起こす可能性がある」と伝えた。
「中国網日本語版（チャイナネット）」 2013年9月28日
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