世界に誇る正確なダイヤ、東京の地下鉄事情
世界に誇る正確なダイヤ、東京の地下鉄事情。
タグ： 東京の地下鉄,地震警報,時間厳守,暴力事件
発信時間： 2013-10-02 09:30:54 | チャイナネット | 編集者にメールを送る
時間厳守の他、駅員は地下鉄の安全にも決して気を抜かない。運転士やホームの駅員が白い手袋をはめているのは、安全確認をする合図を見えやすくするためである。また、駅員は目視だけでなく、状態を声に出して復唱することで安全を確認する。ホームの駅員はドアが問題なく閉まっていることを指差し確認してから、運転士に「発車オーライ」の合図を送る。
東京の完璧な公共交通ネットワークは、2020年夏季五輪招致の一大アピールポイントでもあった。東京の地下鉄の技術は徐々に世界で認められるようになり、今では世界進出も果たしている。近頃では、騒音抑制の技術を学びに中国の代表団が訪日したり、修理部品の保管方法についてエジプトから問い合わせがあったりと外国にノウハウを伝授することも多い。更に、東京メトロはベトナム・ハノイの地下鉄建設への技術支援も行っている。
東京の地下鉄は時間の正確さと安全面では非常に先進的であるものの、それでも通勤混雑の緩和・解消を実現するのはなかなか難しい。東京の地下鉄の1車両の定員数は150人だが、ラッシュ時には300人近くが詰め込む。
また、酔った乗客によるトラブルも多く、暴力事件が発生することもある。満員電車では痴漢事件も多く発生するため、朝と夕の通勤ラッシュ時には女性専用車両が設けられている。このように、乗客により良いサービスと安全で快適な環境を提供するため、東京メトロは絶えず改善にまい進している。
「中国網日本語版（チャイナネット）」 2013年10月2日
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