『日本語と中国語の怪しい関係』は、日中の共通財産である「漢字」を軸に、日本語と中国語の特性や共通点・異なる点を分かりやすく記している。特に近代以降、西欧文化を吸収するために日本で作られ、中国人留学生によって現代中国語に取り入れられた新造語について詳しく紹介している。発売直後から話題を呼び、『AERA』などメディアでも取り上げられた。著者の松浦氏は1937年吉林省生まれ、1953年まで中国に留まり、日本で出版社勤務ののち、現在は中国進出企業へのコンサルタントに携わる。「本書は日中問題をもう一度日本語と中国語という言葉、文字の問題にまでさかのぼって検証し、今後の日中問題をどう解決すべきかについて問題提起の一助となればと筆を執った」と記している。
『日本語と中国語の怪しい関係』 http://duan.jp/item/149.html
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『日本語と中国語の妖しい関係』表紙
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2013年10月15日