日本政府は自衛隊法の改訂により、自衛隊が在外邦人の救出に向かう際に、小型重武器「対戦車ロケットランチャー」の携帯を認めることを計画している。日本新聞網が13日に伝えた。
現在までの閣議決定の内容によると、自衛隊員は在外邦人の救出に向かう際に、「拳銃、ライフル銃、機関銃」のみしか携帯を許されていなかった。輸送に使用されるツールも、船舶と航空機に限られていた。
日本政府は、昨年アルジェリアで発生した日本企業職員の人質事件を受け、政府はいかに在外邦人を救出するかという大きな課題に直面したと判断した。事件発生の現場から空港・港に邦人を安全に輸送する際に、陸上輸送ツールの使用を考慮すると同時に、陸上輸送の安全を保障しなければならず、重武器を携帯すべきというのだ。
日本政府が制定中の自衛隊法改正案は、自衛隊が在外邦人を救出する際に、装甲車などの安全輸送ツールを使用し、同時にテロリストの車両などの追撃に備えロケットランチャーを携帯し、自爆テロの発生を阻止すると提案する見通しだ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2013年10月14日