中国税関総署の鄭躍声報道官は12日北京で、「今年の下半期に入ってから中日両国の貿易は、好転の兆しを見せている。9月の中国の対日輸出は、それまでのマイナス成長がプラス成長に変わり、去年の7月から14カ月間継続していた対日輸出の同期比で見られた減少状況に終止符が打たれた」と述べました。
鄭報道官は、「今年7月から二国間貿易における月間輸出入の減少幅が徐々に縮まり、9月の中国の対日輸出はプラス成長になって1.5%増加し、これまで14カ月続いた同期比での減少状況を終了させた」と述べた上で、「中日貿易が好転した原因は主に、日本経済が回復を見せたからだ」と分析しています。(玉華)
「中国国際放送局 日本語版」より 2013年10月13日