対中国戦略で食い違い 日米同盟の強化、言うは易く行うは難し

対中国戦略で食い違い 日米同盟の強化、言うは易く行うは難し。 日米外務・防衛閣僚による安全保障協議委員会(2プラス2)会合が今月3日、東京で開かれた。「日米防衛協力指針(ガイドライン)」の見直しが重点的に議論され、日米の同盟強化の動きに再び世界の注目が集まっている…

タグ: 安全保障協議委員会 東京 米国 戦略

発信時間: 2013-10-15 15:32:31 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

◇日本は中国を目の前の懸念とみなす

日本にとって中国は「目の前の懸念」とみなしている。そのため日本は米国の「度」と「バランス」が理解できない。総合的実力を急速に強める中国は日本を焦らせ、東アジア近海で活発になっている軍事活動も日本にプレッシャーを与え、「対米接近、対中牽制」が唯一の選択のようにみえる。問題は米国の支援が大きく留保され、渇きが癒されないことだ。釣魚島(日本名・尖閣諸島)問題の激化を背景に、日本は米国が早急に手を打ち、新ガイドラインで的確性と抑止力が高まるのを望んでいる。

第二に、双方の国際的身分、地位は異なり、国家利益の境界に構造的ズレが存在する

世界の覇権国家である米国の対日政策はアジア太平洋戦略、さらには世界戦略の重要な構成部分であり、米国も世界的範囲で日本の「余剰価値」を搾取してきた。これは米国のガイドライン見直しの主要目的の一つでもある。一方、日本の関心の重点はまず日本周辺で、東アジアがその伝統的安全保障の利益のほぼすべてであり、米国への世界的範囲における支援と引き換えに、東アジアの安全問題において米国が日本の力になってくれるのを期待している。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2013年10月15日

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