日本人の血を引くハリス氏、米太平洋艦隊司令官に就任

日本人の血を引くハリス氏、米太平洋艦隊司令官に就任。 米軍の太平洋艦隊は16日、真珠湾の海軍基地で式典を開き、ハリス海軍中将が太平洋艦隊司令官に就任し、大将に昇格された。米軍の「アジア太平洋回帰」を背景とし、海外メディアは太平洋艦隊の新司令官に注目している。注目すべきは、ハリス司令官が日本人の血を引いていることだ…

タグ: 米国 太平洋艦隊 司令官 日本人

発信時間: 2013-10-15 10:43:44 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

資料写真:ハリス海軍中将

米軍の太平洋艦隊は16日、真珠湾の海軍基地で式典を開き、ハリス海軍中将が太平洋艦隊司令官に就任し、大将に昇格された。米軍の「アジア太平洋回帰」を背景とし、海外メディアは太平洋艦隊の新司令官に注目している。注目すべきは、ハリス司令官が日本人の血を引いていることだ。

ハワイのHonolulu Star Advertiser紙は、「ハリス氏は真珠湾で4つ目の星を獲得し(大将に昇格したことを意味する)、太平洋艦隊の司令官に就任した。太平洋艦隊の司令官であったヘイニー大将は、戦略司令部の司令官に就任する」と伝えた。米軍ニュース(ウェブ版)も、この情報を裏付けた。同紙は、「太平洋艦隊は約200隻の水上艦艇と潜水艦、約1100機の戦闘機を保有し、兵士と事務職員数は14万人以上に達し、米国西海岸からインド洋までの広い海域を管轄している」と説明した。

ハリス氏は米海軍で最高の肩書を手にした、日本人の血を引く士官だ。ハリス氏は1956年に横須賀港に生まれ、父は米海軍の将校、母は日本人だ。ハリス氏は2歳の時に、家族とともに米国に渡った。米軍ニュース(ウェブ版)は、「ハリス氏は1978年に米海軍兵学校を卒業し、その後は海軍のパイロットになった」と伝えた。ハリス氏の飛行時間は4400時間に達し、これには400時間の戦闘飛行が含まれる。ハリス氏は1986年のシドラ湾空襲以降の、米軍のほぼすべての重大軍事行動に従事しており、作戦経験が豊富で、多くの勲章を獲得した。ハリス氏は2009年11月に米海軍第6艦隊司令官に任命され、在欧州・在アフリカ米海軍司令官を兼任した。2011年3月にリビアのカダフィ政権に対する「オデッセイの夜明け作戦」が始まると、ハリス氏も軍を率いて参戦した。ハリス氏は同年11月にワシントンに移り、米統合参謀本部議長補佐官に就任した。

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