釣魚島問題 中日の開戦は最も愚かな行為=日本人学者

釣魚島問題 中日の開戦は最も愚かな行為=日本人学者。 横浜国立大学名誉教授、「日中領土問題の起源」の著者である村田忠禧氏は環球時報のインタビューに応じた際に、「日中関係が最悪の段階に陥っていると言われているが、このような論説は正確ではなく、日中間の分岐点を過度に強調しているきらいがある」と指摘した…

タグ: 釣魚島 中日 開戦 村田忠禧 

発信時間: 2013-10-16 10:06:42 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

――10月17日は靖国神社の秋季例大祭で、安倍晋三首相が参拝するかが再び中日関係の話題になっているが、これについてどう思うか。

村田氏:歴史認識問題は靖国神社問題により矮小化されるべきではない。参拝するか否かに過度に注目すれば、安倍首相は強硬姿勢を示すためにあくまでも参拝し、国内の保守勢力の支持を獲得するだろう。これらの保守勢力は、中韓の圧力に屈服してはならないと主張している。仮に(首相が)「積極的平和主義」を本当に実現しようとするならば、靖国神社を参拝するべきではない。

――未来の中日関係を、どのように見ているか。

村田氏:よく日中関係が最悪の状態に陥っていると言われるが、実際に両国関係には何度も険悪な状況が生じている。傍観者のように日中関係が「最悪だ」と言うのは妥当ではなく、いかに膠着状態を打破するかを真剣かつ積極的に考えるべきだ。両国は現在も外交関係を維持しており、経済と人の交流も途絶えていない。日中間の相互依存関係は一目瞭然だ。

私は両国関係に問題が生じたからといって、直ちに民間交流に影響が生じることを望んでおらず、ましてや民間交流を即刻停止することには賛成できない。隔たりがあるほど相互理解が必要であり、交流を中断すれば相手を理解することができず、いかに関係を改善するかどころの問題ではなくなる。国は国であり、民間・個人の交流を中断せず、平和的に対話を進め、問題を解決すれば良い。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2013年10月16日

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