中川幸司:「格安航空会社×空弁」ブーム

中川幸司:「格安航空会社×空弁」ブーム。 中国内企業で今後数社、はたまた数十社のLCCが乱立し、さらにこれが十分な実力をつけてきたら、ビジネスにせよ、観光にせよ、日中間の人の往来のためのキャパシティー(かつ低価格)としては増えますのでインフラ発展として悪い傾向ではないですね…

タグ: 格安航空会社 LCC 空弁 旅客 サービス業

発信時間: 2013-10-21 10:32:35 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

しかし、僕はいま、「空弁」の時代が来たように思います!! LCCが中国でも、日本でも発展してくると、ようやく、絶滅寸前に陥った「空弁」なるものが再来してよいのではないかと思ったわけです。茨城空港なども「茨城空弁」があってよろしい。もともと鉄道での地方の駅で発展してきた「駅弁」だって、いまでこそ、観光資源化されて、都内の大手デパートなどで簡単に地方の駅弁が買えるようになってしまいましたが、やはり、現地に行かないと買えないというレア感があってこそのものなのであります。であるからして、「空弁」というのも、地方の空港にレア感をもって存在していて欲しいですし(そしてそれが、重要な存在意義になりますし)、LCCが機内サービスで機内食をださないのであれば、エアライン乗客としては必需品とも言えまして、これは空の旅のひとつの楽しみになりそうであります。

他にも、日本の「鉄道」に関するエンターテイメントとして発展してきた「スタンプラリー」なども、空港間でできるように成るような気がします。こうやって、もともと「鉄道周辺事業・鉄道エンタメ事業」などで蓄積されたノウハウが日本にはかなりありそうですから、これを日本国内だけでしかけるもよし、はたまた、中国のLCCと組んで展開するもよし、これもひとつの観光産業になるのではないかと期待しますね~~。フフホトの「空弁」がうますぎる!とか、重慶・昆明・茨城の3「空港」のスタンプ集めて◯◯がもらえる!!!のようなもんです。

なるほど、LCCの誕生とは、日本の「鉄道周辺事業・鉄道エンタメ事業」と組み合わせるとこんな観光資源になるんじゃないかと、思わせてくれるものでありました。僕は、春秋航空に次にのるときには、まだ「空弁」はなさそうですから、とりあえず「東京駅の駅弁」を買っていきたいと思います。

中川コージのブログ『情熱的な羅針盤』

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2013年10月21日

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