28日に開かれた中国国防部の定例記者会見において、中国国防部新聞事務局副局長の楊宇軍報道官は、「防空識別圏が重複する空域において、中日は意思疎通を強化し、飛行安全を共に維持するべきだ」と語った。
記者:中国の東中国海の防空識別圏は、日本側の防空識別圏と重なる部分がある。これは中国の東中国海のガス田にどのような影響を及ぼすか?
楊報道官:中日両国は海を隔てて向き合っている。東中国海の独特な地理的環境により、両国の防空識別圏が重なってしまう。中国は、防空識別圏が重なる空域内において、双方は意思疎通を強化し、飛行安全を共に維持するべきだと判断している。
楊報道官はまた、「東中国海のガス田の関連情報については、関連する主管部門に問い合わせるように」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2013年11月29日