領土面積を拡大し、海上の利益を獲得するため、日本は沖ノ鳥礁を「島」と言い張り続けている。日本はこのほど、この古い方法を繰り返し、東中国海に浮かぶ3つの岩を「島」に変更することを決定した。これは排他的経済水域の拡大を狙った動きだ。中国中央電視台(CCTV)が伝えた。
長崎県五島市は9日に岩を島に変更する計画を発表する予定だったが、この申請計画は来年1月末まで延期された。当然ながら、延期は方針変更を意味するものではない。日本の海洋領土拡張の野心は、これまで変化したことがない。
長崎県五島市は日本南西部の沿海に位置する。同市が管轄する東中国海の無人島・肥前鳥島は、北岩・中岩・南岩によって構成される。しかし五島市はこの名称に含まれる岩を島に、つまり北小島・中小島・南小島に変更することを決定した。日本経済新聞の報道によると、五島市は来年1月末に国土地理院に地名変更を申請する予定だ。
『国連海洋法条約』によると、排他的経済水域の基点は島でなければならない。この3つの岩のうち、最小の北岩は高さ9メートル、最大の南岩でも高さ16メートルのみで、人類の居住を維持できないため、排他的経済水域と大陸棚を持つことはない。
日本の岩を島と呼ぶ恥知らずな茶番はこれが初めてのことではない。日本は満潮時に二つの岩しか海面に浮かばない沖ノ鳥礁を島と言い張り、これを根拠に47万平方キロの排他的経済水域と約25万5000平方キロの大陸棚と主張し、中韓から反対された。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2013年12月10日