ロイター通信の報道によると、組織的犯罪が同地域に浸透しており、放射性物質が盗まれ、「汚い爆弾」もしくはその他の用途にされる危険性が高まっている。放射能汚染を受けた汚染水が、日雇い人が建設した水漏れの発生する装置に入れられている。大地震が発生すれば、これらの汚染水は間違いなく海に流れこむことになる。大量の汚染水は日々、汚染地域の山の上流から、太平洋に流れこむ可能性がある。
また水と大気中の放射能の濃度も、過去最高記録に迫りつつある。ある船員の記録によると、福島周辺の3200平方キロメートルは大面積の「死のエリア」になっており、カリフォルニア州および他地域の人類の生存を脅かしている。
福島原発事故が効果的に処理されていない中、日本政府は圧力をかけ続け、閉鎖を迫られた50基の原子炉の再稼働に取り組んでいる。1年前、ある日本人教師がいかなる司法手続きも踏まず20日間拘束されたが、その原因は外での放射性ゴミ焼却に公然と反対したことだ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2013年12月17日