米国は日本がより大きな軍事的役割を担うことに期待してきた。しかし米国の一部の人は現在、違う考えを持つようになった。あるホワイトハウスの元高官は、ケリー国務長官が日本について、予測不可能で危険だと考えていると表明した。安倍首相の靖国参拝は、米国に信号を発した可能性がある。フィナンシャル・タイムズのウェブ版が19日に伝えた。
興味深いことに、日本の右翼は米日安保同盟の支持を貫きながら、敗戦国の日本に対する米国の強制的な処置を恨んでいる。安倍首相はある意味では、米国という医師が日本の病を治療するため必要な首相と言える。安倍首相は、米軍の沖縄で長引いている基地問題を解決しようとする、近年では初めての日本の指導者だ。日本は長年に渡り、軍事費をGDPの1%以内に制限してきたが、安倍首相は軍事費を増やそうとしている。
しかし安倍首相のこれらの政策は同時に、米国の多くの人が忌み嫌う「歴史修正主義、民族主義」というレッテルを貼られている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2014年2月25日