安倍氏の「国家正常化」、袋小路に行き詰まるルートに

安倍氏の「国家正常化」、袋小路に行き詰まるルートに。 安倍首相の「国家正常化のロードマップ」には逆説が満ちており、歴史修正は世界の注目を日本の過去に集めるばかりだ。歴史を忘れた人間は同じ過ちを繰り返す。安倍首相の「国家正常化のロードマップ」が、袋小路に陥ることは間違いない…

タグ: 安倍 国家正常化 靖国 改憲 軍拡

発信時間: 2014-02-24 10:59:31 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

2013年末にA級戦犯の祀られている靖国神社を公然と参拝すると、安倍晋三首相はダボス会議の開催期間に、現在の日中関係を戦前の英独関係と比較し、再び国際社会の批判を浴びた。「人民日報」が伝えた。

100年前の英独関係とのすり替えにより緊張ムードを煽り、輿論の注目を近現代における日本の侵略の原罪から現在の「中国の脅威」に移し、改憲と軍拡を推進し、「国家正常化」を実現する政治的ツールとする。これは安倍首相が「歴史比較論」により達しようとする目的だ。

しかし安倍首相の「国家正常化のロードマップ」には逆説が満ちており、歴史修正は世界の注目を日本の過去に集めるばかりだ。歴史を忘れた人間は同じ過ちを繰り返す。安倍首相の「国家正常化のロードマップ」が、袋小路に陥ることは間違いない。

安倍首相の就任から1年余りで、日本全体の発展方針と戦略に脱皮が見られた。日本は「国家正常化」を20年間求め続けており、どのような「正常な国」になるか、どのような手段により「正常な国」になるかについては、議論が止むことはなかった。安倍首相は実際の行動により、この二つの重要な問題に回答した。日本は「正常化した軍事」を含む「正常な国」になり、軍事的手段によりこの目標を実現することを回避しないというのだ。

過ぎ去ったばかりの2013年は、日本に「軍事復国元年」と称されている。安倍内閣のいわゆる「安保3本の矢」と呼ばれる国家安全保障戦略、新たな防衛計画の大綱、中期防衛力整備計画、これを法律・体制面から支援する日本版の国家安全委員会、特定秘密保護法により、戦後日本の安全戦略の重大な脱皮を実現した。敗戦から約70年後、安倍首相は日本を再び「戦争ができる国」にしようとしている。安倍首相は2014年の年頭所感で、強い日本を取り戻す戦いは始まったばかりと称した。これは「改憲・軍拡」、「歴史の美化」という2本の主線を巡り、政治右傾化の道を歩み続けることを意味する。

 

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