日本僑報社が先日提供した情報によると、中国の有名な政策学・経済学者、清華大学の教授胡鞍鋼氏の代表作『中国のグリーン・ニューディール』が、2014年2月から日本で発売されている。
「グリーン・ニューディール」とは、2008年のリーマン・ショックを発端とする経済危機を乗り切る方策として、アメリカのオバマ大統領が打ち出し、自然エネルギーや地球温暖化対策に公共投資することで、新たな雇用や経済成長を生み出そうとする政策を指す。アメリカを皮切りに日本・中国をはじめ国際社会でも検討・整備を進めている。
本書『中国のグリーン・ニューディール』(原著『中国:創新緑色発展』中国人民大学出版社、2012年)は、中国版「グリーン・ニューディール」といえるエコロジー活動理論「緑色発展」(グリーン成長)戦略と実践の歩み、今後の展望を世界に向けて発信するものである。本書の訳者は石垣優子・佐鳥玲子さんである。