文字 ホーム > 中日両国

発信時間： 2014-02-24 10:59:31 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

敗戦国が「正常」というステータスを取り戻す取り組みが成功するか否かについては、その「正常化」の目標設定、戦略的手段、関連する条件が備わっているかを見る必要がある。安倍内閣は侵略の歴史を否定すると同時に、隣国に対して強硬な対抗政策をとり、「軍事台頭」により戦後の束縛を振り解こうとし、アジア太平洋の安定を著しく損ねており、地域の国家間の関係を分裂・対抗の崖っぷちに追いやっている。安倍首相の就任以来、東アジアの良好であった地域内の協力の流れも妨害を受け、中韓両国の日本との関係が膠着状態に陥った。安倍首相率いる日本を目の当たりにした国際社会は、その「国家正常化」に安心できるはずがない。

安倍首相の路線は、日本を国際社会の対立面に向かわせている。潘基文国連事務総長は日本の指導者に対して、歴史を正視し深く反省するよう求めたが、安倍内閣は敵意をむき出しにし、強く反発した。これは日本が1933年に中国の東北地区で覇を唱え、国際社会の批判を浴びて国際連盟を脱退した歴史の一幕を連想させる。2014年の今日、安倍首相に率いられる日本は、再び世界の対立面に立とうとしているようだ。

安倍首相の率いる日本は、第一次世界大戦前のドイツ、第二次世界大戦前の自国の過ちを繰り返しているようだ。世界の平和を愛するすべての国の人々はこれを警戒し、人類が再び戦争の深淵に引きずり込まれることを阻止しなければならない。（筆者：楊伯江　中国社会科学院日本研究所副所長）

 

「中国網日本語版（チャイナネット）」2014年2月24日

iphoneでもチャイナネット！

日本人フルタイムスタッフ募集    中国人編集者募集
「中国網日本語版（チャイナネット）」の記事の無断転用を禁じます。問い合わせはzy@china.org.cnまで

友達に教える|印刷|お気に入りに登録|ページトップへ戻る

コメント

コメントを書く