日本メディアの「中国の軍事費は不透明」「中国脅威論」などの質問に対し、中国の2人の高官は6日、厳しい言葉で反論した。
同日行われた中国人民政治協商会議第12期全国委員会第2回会議のグループ会議で、日本の記者は中国の軍事費問題について質問し、「軍事費の使用が透明さに欠けている」と述べた。5日に中国が公表した軍事予算は前年比12.2%増の8082億3000万元だった。
全国政協委員、中国駐米大使の崔天凱氏は、「中日の国交史上において、私たちは日本の領土で発砲したことはないのに、なぜ中国の軍事力の発展が脅威をもたらすとしょっちゅう主張するのか。日本はどのような心理で軍事費について質問したのか。びくびくしているのか。それとも、中国の軍事発展は能力がついてきていないと感じているのか」と問い返した。
全国政協委員、中国国防部外事弁公室の元主任の銭利華少将は、「主に2つの国が中国の軍事費は不透明だと思っている。1つは日本で、日本人は細かい項目に関心を持っているが、細かい項目を公開しても無意味である。中国が海防歩哨所を建設するのであれば日本に明かさなければいけないのか」と直言した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2014年3月7日