中国は2014年度の国防予算を前年度比12%増の8082億元(約1320億ドル)とする計画だ。一部の西側メディアはこれを受け、再び「中国脅威論」を言い立て、日本政府も5日、すぐさま中国を批判した。われわれは当然、これらの非難に服従するわけにはいかない。「環球時報」が伝えた。
中国の国防予算は多いか?それは、どことどう比べるかだ。中国の年度国防予算は確かに周辺国に比べて多いが、中国は大国であり、世界第2位の経済大国であり、グローバル戦略の役割を担っている。中国の安全保障情勢は小国と根本的に比較することはできない。中国の国防予算の標準尺度にはならない。
中国の軍事費はすでにロシアを上回るが、中国の軍事力はロシアに勝るか?答えはノーだ。中国の軍事力は補完すべき問題点が多く、ロシアと比べると決定的な欠陥がいくつかみられる。
中国の軍事費は日本より多くて当然だ。我々の海空軍および戦略的攻撃力は、日本に対して絶対的優位性を備えていなければならない。なぜなら日本は日米軍事同盟によって軍事的に保護され、自衛隊の作戦能力は制約されているはずだからだ。
日米同盟がある限り、日本が中国からの侵入を恐れる必要はまったくない。日本は心配そうなふりをしているだけだ。中国の安全保障は自力で確保しなければならない。だれも安全を提供してはくれない。