ネットワーク、中日関係で影響力を発揮

ネットワーク、中日関係で影響力を発揮。 中日のネットメディアが急速に発展しており、ネットユーザーが急増している。特にスマートフォンとモバイルネットワークの急速な普及により、微博(ウェイボー、中国版ツイッター)や微信(WeChat、中国版LINE)などのソーシャルメディアの発展が注目されている…

タグ: ネットワーク 中日関係 影響力

発信時間: 2014-04-01 13:34:11 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

中日のネットメディアが急速に発展しており、ネットユーザーが急増している。特にスマートフォンとモバイルネットワークの急速な普及により、微博(ウェイボー、中国版ツイッター)や微信(WeChat、中国版LINE)などのソーシャルメディアの発展が注目されている。ネットワークは両国の交流に、利便性の高いルートを提供した。

中日の間には大きな「ネットワークの溝」が存在する。ネットワークは中日両国の情報伝播に限りない可能性をもたらしたが、多くの分野のネットワーク情報はまったく異なるシステム内にあり、二本の平行線が交わらないような状況になっている。

例えば日本人はネット通販でよく楽天を利用するが、中国人はタオバオを利用する。日本人はツイッターを利用するが、中国人の多くは微博を利用する。日本人はフェイスブックを好むが、中国の若者は人人網を好む。日本人はLINEを使い、中国人は微信を使う。これらの機能は酷似しており、まったく同じと言っても良い。しかし両国のユーザーと情報は二本の平行線上にあり、つながり合うことが困難だ。

日本と比べ、中国のネットメディアの影響力は大きい。日本人は中国と異なり、紙メディア、特に新聞を信頼する。2013年11月のデータによると、読売新聞の発行部数は1000万7000部に達し、発行部数が世界最多の新聞となっている。日本新聞協会の2011年「全国メディア接触・評価調査」の統計データによると、日本人の60.7%は日々新聞の情報に触れている。

ネット上では感情が伝染しやすく、非理性的な情緒の繁殖に土壌を提供する。カリフォルニア大学とイェール大学の研究チームが3月12日に発表した研究結果は、ネットユーザーの感情が相互に伝染しやすいことを明らかにした。同研究チームはフェイスブックを長期的にフォローし、試験を踏まえた上で上述した結論を導き出した。中日関係において、この効果は非常に明らかになっている。

中日両国のネットユーザー数は多く、ネットワークは強い影響力を発揮する可能性がある。しかし中日のネットワークの隔たりは依然として大きく、ネット上の感情が伝染しやすいことから、上手く活用できなければ非理性的な情緒が集団の間で伝染し、膨張する可能性があることに注意すべきだ。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2014年4月1日

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