また、9人の家族のうち7人が日本軍に殺害された85歳の夏淑琴さんは毎年のように、祭祀儀式に参加してきました。夏さんは「南京大虐殺犠牲者国家追悼日が制定され、今年の活動が拡大されて、うれしく思う。でも、過去を思い出すと、非常に悲しい。次世代に歴史をしっかりと記憶してもらいたい」と述べました。
中国侵略日本軍南京大虐殺犠牲者同胞記念館の朱成山館長は「清明祭祀活動は20年も続いているが、今年はより有意義なものとなった。今年の12月3日には、国家による祭祀活動が開催される。これは生存者と遺族にとって、精神的に大きな慰めになる」と語りました。
「中国国際放送局日本語版」2014年4月6日