吉林省公文書館はこのほど、日本軍による中国侵略の罪証となる文書を公表した。これらの文書は日本軍が敗退時に廃棄が間に合わなかったもので、南京大虐殺、東条英機などA級戦犯、「慰安婦」、「731部隊」に関わる内容があり、大いに注目されている。
吉林省公文書館歴史文書管理部の趙玉潔部長によると、これらの文書は日本の関東軍が撤退時に焼却した文書の燃え残りから発見されたもので、大変貴重だ。吉林省社会科学院日本研究所の郭洪茂所長によると、これらの文書は豊富な内容と重大な価値を備え、その学術的価値は研究の進展に伴い次第に明らかとなる。