5月9日、安倍晋三首相は2度目の就任から500日を迎えた。500日の間に辞職した閣僚がいないことから、日本メディアは「閣僚の交代がない最長記録」と伝えた。また、メディアは500日の記念日を機に、安倍首相の登板後の外国訪問をまとめ、頻繁な訪問に対して党内で批判が出ていると明かした。
日本の「毎日新聞」は9日、安倍首相は歴代首相の中で外国訪問が最も頻繁な1人だと報道した。就任後の訪問回数は1月平均1.16回、計19回で、1回目の登板時の8回を加えると27回になる。鳩山由紀夫氏の任期中の訪問回数は8カ国で2位、麻生太郎氏の訪問回数は12カ国で3位。野田佳彦氏は1月平均1.01回で4位、森善朗氏は1月平均0.86回で5位だった。
訪問総数で見ると、安倍首相の回数は最多の小泉純一郎氏より少ない。小泉氏の任期中の訪問回数は51回だが、在任期間が長い。報道によると、安倍首相の頻繁な外国訪問に対し、執政党内では批判が出ている。ある前首相は、「国内でのてんてこまいと比べて、外国訪問は気持ちをリラックスさせられる。外国訪問は安倍首相が健康を保つ秘訣かもしれない」と話した。
また、報道によると、外務省は首相などの官僚の外国訪問の予算を大幅に増やし、2014年度の外国訪問の予算は13年度より12%増え、安倍首相の頻繁な外国訪問は続くと見られる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2014年5月12日