外国人政治家の読書傾向、小泉氏が意外な本を…

外国人政治家の読書傾向、小泉氏が意外な本を…。 読書を好む外国の政治家は多いが、彼らの読書の傾向から、その性格と施政方針を読み取ることができる。ここでは政界で活躍する大物政治家が、どのような本を読んでいるかを見ていこう…

タグ: 読書 性格 政治家

発信時間: 2014-05-14 10:16:53 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

サッチャー女史、ハイエクに耽溺

サッチャー英元首相に最大の影響を与えたのは、経済学者のフリードリヒ・ハイエクの作品だ。ハイエクの計画経済に対する批判、労働組合主義への反対、政府の社会への介入の減少という主張は、サッチャー女史の政治的な観点に大きな影響を及ぼした。

サッチャー女史は保守党のリーダーになると、ハイエクの名著『自由憲章』を議会に持ち込み、テーブルに叩きつけ、「これこそが、われわれが守るべき道だ」と述べた。サッチャー女史は首相に就任するとハイエクと会談し、かつハイエクの計画経済を最も強く批判した書籍を読み直した。

小泉氏、不倫小説にハマる

小泉純一郎元首相は、「あゝ同期の桜」(海軍飛行予備学生第十四期会編)を好み、どこに行くにも携帯していたという。小泉政権の時代に右翼が台頭し、日本と東アジア・東南アジア諸国は、侵略戦争の責任問題で合意に達しなかった。これは小泉氏の読書の傾向から、推し量ることができる。

しかし小泉氏は、不倫を描く林真理子の「不機嫌な果実」に夢中になったことがあり、アフリカ歴訪のチャーター機で一気読みし、さらに現地の日本大使館で外交官に強く推薦した。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2014年5月14日

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