スノーデン氏の暴露本、日本での特殊訓練を公開

スノーデン氏の暴露本、日本での特殊訓練を公開。 元CIA職員のスノーデン氏の「暴露本」が、13日より世界で発売されている。本書が明かした機密情報によると、スノーデン氏は日本に派遣され情報を盗むための教育を受けたことがあり、日本政府国連代表団も盗聴の対象になっていた…

タグ: スノーデン 暴露本 発売 日本 特殊訓練

発信時間: 2014-05-14 13:22:04 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

共同通信社によると、元CIA職員のスノーデン氏の「暴露本」が、13日より世界で発売されている。本書が明かした機密情報によると、スノーデン氏は日本に派遣され情報を盗むための教育を受けたことがあり、日本政府国連代表団も盗聴の対象になっていた。

本書は、米国政府の個人情報の収集活動を暴露したスノーデン氏が発表した、機密資料に基づく内容となっている。本書には、これまで知られていなかった活動の内容も含まれている。本書の筆者は英ガーディアン紙の元コラムニストで、スノーデン氏から提供された資料に基づき、情報収集活動を独占で報じた。日本では『暴露 スノーデンが私に託したファイル』という書名で、14日より発売される。

本書によると、アメリカ国家安全保障局(NSA)が2010年に国連安保理でイランへの制裁を議決する前に、当時の安保理の非常任理事国であった日本の国連代表団に対して盗聴を行った。当時使用した情報収集手段には、コンピュータへのハッキングなども含まれていた。

NSAはさらにウイルスを使い、日本を含む世界の約5万台のコンピュータの画面を監視し、キーボードの操作を行った。

本書によると、スノーデン氏は2009−2011年に米国の大手パソコン企業の従業員として日本に派遣され、他国の軍隊および民間のコンピュータに侵入し情報を盗み取るといった、NSAのサイバー工作員の特殊訓練を受けた。

外務省は、「NSAの通信記録の収集に関する問題については、日米の間で適切に連絡を行なっている。しかし事件の性質を鑑み、どのように連絡したかといった質問については答えられない」と表明した。

スノーデン氏は2013年6月にメディアを通じ、NSAのネットワークと電話に対する監視・盗聴を暴露し、米国国内と国際社会で波乱を起こした。今年30歳になるスノーデン氏は現在、ロシアに亡命中だ。米国はスノーデン氏を本国に送還させ、スパイ罪として裁判を受けさせようとしている。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2014年5月14日

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