日本が「異常接近」を喧伝、その狙いは?

日本が「異常接近」を喧伝、その狙いは?。 日本は今回積極的に問題を起こしたが、これは中日の軍事的な緊張関係を維持しようとする日本の意向を反映している。日本はさらにメディアを通じた喧伝により問題を拡大し、これを外交問題にエスカレートさせようとしている…

タグ: 異常接近 自衛隊 東中国海

発信時間: 2014-05-28 11:29:21 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

中国国防部新聞事務局は25日、「24日午前、自衛隊のOP3C、YS11EBが中国の東中国海の防空識別圏に進入し、中ロ海上合同演習を偵察・妨害した。中国軍機はスクランブル発進し、必要な識別・防備の措置を講じ、演習中の艦艇・航空機の安全を守り、演習の順調な進行を保証した」と表明した。

中国の専門家は、「日本は今回積極的に問題を起こしたが、これは中日の軍事的な緊張関係を維持しようとする日本の意向を反映している。日本はさらにメディアを通じた喧伝により問題を拡大し、これを外交問題にエスカレートさせようとしている」と分析した。

北京航空航天大学教授の王湘穂氏は、「中ロ合同演習は事前に対外的な通告を行なっていた。日本の軍機が接近・観察した場合、中国の軍機が識別・防備の措置を講じることは、日本にとって想定内であった。日本が軍機を派遣したことには、挑発的な意味合いがあり、歓迎されないことを分かっていながら派遣した。また双方の軍機が『異常接近』した後、日本はメディアを通じて情報を発表し、外交ルートにより中国側に抗議すると表明した。これは問題を作り上げ、外交問題化しようとする動きだ」と指摘した。

王氏は、「日本は喧伝により外交問題をこしらえようとしているが、これは日本が中日関係で、軍事的に圧力を掛け合う状態を維持しようとしていることの表れだ。日本が国内政治の需要のために、中日の対立の悪化を維持しようとすることに警戒が必要だ」と警鐘を鳴らした。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2014年5月28日

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