第5期新中日友好21世紀委員会の委員を率いて、長崎での意見交流会(5~6日)で中国側座長を務めた唐家セン・中日友好協会会長は帰国に先立ち、7日、中国国際放送局(CRI)の記者の取材に対し、「双方の意見や主張に相違は見られたものの、両国関係の重要性という点では完全に一致した建設的な会合だった」と話しました。
唐会長はその中で、「双方の委員は真剣に会合に取り組み、意欲的に語り合った。二国間の大きな政治的問題を含め、様々な議題で意見や主張は完全に一致したとは言えない。しかし、中日関係が二国間のみならず、アジア、ひいては世界全体にとってもたいへん重要だという点では完全に一致した。その上、中日関係の現状を改め、今後も続けて発展していく必要があるという点でも一致した」と交流会の意義を評価しました。
また、「中日両国の国民はいずれも友好を願っている。これは、両国関係の「大同」だ」と強調しました。その上で、「大同において歩み寄り、一致した認識をもって共に前へ進むことができれば、両国の友好関係は必ず前進し、さらに素晴らしいものになると確信する」と訴えました。