中国の抗戦記念日、日本には反省の色なし

中国の抗戦記念日、日本には反省の色なし。 「大々的」、「日本への圧力」が、最も強調される二つのキーワードとなった。専門家は、「中国共産党が大々的に七七事変(日本名・蘆溝橋事件)を記念したのは、日本が今月上旬に解釈改憲により集団的自衛権の行使を認めたことと関連している」と指摘した…

タグ: 抗日戦争 勃発 77周年

発信時間: 2014-07-08 10:54:34 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

「大々的」、「日本への圧力」が、最も強調される二つのキーワードとなった。専門家は、「中国共産党が大々的に七七事変(日本名・蘆溝橋事件)を記念したのは、日本が今月上旬に解釈改憲により集団的自衛権の行使を認めたことと関連している」と指摘した。フジテレビは、「中国国家主席が蘆溝橋事件の記念式典に出席するのはかつてないことで、中国が今後、国家級の対日批判を続けることが予想される」と報じた。「環球時報」が伝えた。

韓国紙『朝鮮日報』は7日、北京の外交筋の話として、「安倍晋三首相はこのほど集団的自衛権の解禁により、自分勝手に戦後秩序を破壊した。これは中国の最高指導部を激怒させている。今回の措置は、中国が対日攻勢を強めていくことを意味している」と伝えた。

ロイター通信は7日、中国に関する同日の二つの重大ニュースを結びつけ、「中国はドイツ首相の訪中時、日本の戦時中の侵略を痛烈に批判した。中国は常々ドイツに対して、第二次世界大戦の侵略を反省していると賞賛しているが、メルケル首相の訪中時に日本の戦時中の侵略をわざわざ取り上げた。李克強総理は訪中したメルケル首相と記者会見を開いた際に、『77年前の今日、日本の軍国主義者が発動した全面的な中国侵略戦争に対して、中国人民は奮起して戦い、血みどろの8年間の抗戦を経て最終的に勝利を収めた。歴史の教訓を銘記してこそ、未来を切り開き、平和を永遠に保つことができる』と述べた」と報じた。

中国の抗戦記念に対して、日本政府は反省の態度を示さず、詭弁を試みた。共同通信社の報道によると、菅義偉官房長官は7日の記者会見で、「中国がいたずらに歴史問題を国際問題化することは、この地域の平和と協力のために何ら役に立つものではない」、「平和国家として戦後のわが国の歩みは国際社会で高く評価されている」、「国際社会が直面する共通の課題に対し、未来志向の協力関係を発展させる姿勢こそが国家の指導者として求められる」と発言した。環球時報の記者は外務省国際報道官室に電話をかけたが、相手側はコメントを避けた。

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」2014年7月8日

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