日本人戦犯7人目・鵜野晋太郎の供述書公開 「生体刺突」を命令

日本人戦犯7人目・鵜野晋太郎の供述書公開 「生体刺突」を命令。 日本人戦犯・鵜野晋太郎の1954年8月の供述書によると、鵜野は1920年に日本の広島県に生まれた。1941年4月から9月まで日本第39師団第232連隊の兵士として湖北省漢口に滞在し、その後帰国した…

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発信時間: 2014-07-11 09:25:28 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

日本人戦犯・鵜野晋太郎の1954年8月の供述書によると、鵜野は1920年に日本の広島県に生まれた。1941年4月から9月まで日本第39師団第232連隊の兵士として湖北省漢口に滞在し、その後帰国した。1942年4月から1945年5月までは湖北省で第232連隊に所属。1945年5月に第232連隊設営将校中尉に任じられた。同年8月にソ連軍の捕虜となった。 

鵜野が自供した重要な罪行として、以下のものが挙げられる。 

1942年5月下旬には、湖北省鐘祥県郭劉湾で、「該部落中国人民家屋十棟(30間)を(中略)燼滅の為放火全焼」し、「部落に居住する中国人民農民一名(四十歳位男)を新四軍戦士容疑者の口実をつけ部下分隊長中田伍長に命じて潅水拷問の後、私は首を斬って殺し死体は現場に放置しました」 

1943年2月から3月には、湖北省当陽県仙人砦尹家西側で、「小型赤筒及び中型赤筒(何れもクシャミ性毒瓦斯、放射量不明)を放射して抗日軍を混乱に陥らしめた上、銃、砲の射撃に依り正義の反撃を挫折せしめ全期間を通じ二百名の戦士を屠殺しました」 

1943年4月上旬には、湖北省宜昌県天宝山で、「該地を侵略した八中隊が逮捕した該地に居住する中国人民農民三名(何れも二十五歳位)を私は拳銃で二名を射殺し、一名を同時撤退してきた七中隊の岩佐見習士官に拳銃で射殺させ」、「更に七中隊が逮捕して送致して来た抗日軍戦士二名及び該地に居住する中国人民農民男八名を同行中の七中隊の兵四名に『面倒だから殺してしまえ』と命令し、二大隊配属の工兵中隊に交付させ、手足を縛り掩蓋内に押し込んで掩蓋爆破と諸共に爆殺しました」 

1943年4月下旬には、湖北省当陽県窯嶺包で、「該地点で大腿部に受傷して倒臥し苦悶中の抗日軍戦士一名(二十五歳位)を訊問後、部下梅崎次郎上等兵に命じて小銃を以て頭部を射撃させ射殺しました」 

1943年10月下旬には、湖北省当陽県で、「熊家坡部落及び該地東側台上を目標とし私自ら中型赤筒(クシャミ性毒瓦斯)五十発を投射し」、「該部落約二十棟に居住する中国人民百名以上の人々が被害を蒙った」 

1943年11月中旬には,在湖北省枝江県で、「抗日軍輜重連の戦士(二十五歳位、所属十三師或は十八師)を逮捕し被害者の携行している迫撃砲弾匣一箱を背負はした儘、手足を縛り小河に蹴落し溺殺しました」 

1943年11月中旬には、「湖北省松滋県米積台南方約五粁の部落に於て」「該地に居住する中国人民農民一名(四十歳位)に潅水拷問を行って窒息させて殺しました」 

1943年12月中旬には、湖北省枝江県仁和坪で、「該地に居住する中国人民農民一名(四十歳位)を逮捕連行させ、私は先づ太さ十糎の角木を腿と脚との間に挿入して座らせる方法で拷問した上、更に腿と脚を天秤棒で殴打する方法で拷問し、膝関節脱臼及び大腿骨折して殺しました」 

1944年3月には、湖北省当陽県で、「逮捕して送致して来た抗日軍情報員容疑者一名(四十歳位)を部下濱田康男兵長に命じて天井吊しの拷問を行ひ、両腕がぶらぶらとなり第一関節の皮膚を裂傷させた上、留置場に監禁した為、被害者は危篤状態になったので留置場外側に引っ張り出し、近藤軍医大尉の点検を受けた所、近藤は『手遅れだ』と言ったので、私は『面倒だから殺してくれ』と依頼し、近藤をして百CC注射器で膝関節内側静脈に空気注射を二回行ひ殺しました」 

1944年4月には、湖北省当陽県熊家坡で、「聯隊長の命令の下に第一線に蟠踞する各大隊が逮捕して送致して来た抗日軍戦士五名(二十歳乃至二十五歳位、所属三七師及び一三二師)及び抗日軍情報員二名(三十歳位)を四中隊初年兵に刺突訓練の目的で生体刺突を執行させ殺しました。本屠殺中に私は自ら抗日軍情報員一名(三十歳位)を首を斬って殺しました」 1944年9月,湖北省当陽飛机場西北角で、監禁中の抗日軍情報員の殺害を要請され、「被害者一名(二十五歳位)を首を斬って殺しました」(編集MA) 

 

「人民網日本語版」2014年7月11日

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