日本時事通信社の13日の報道によると、安倍内閣の5閣僚が同日、靖国神社で始まった「みたままつり」にちょうちんを献灯した。
13日から3日の会期で始まった「みたままつり」は、靖国神社に祭られている230万人の戦死者を供養するための大型活動。神社には大小3万個のちょうちんが祭られる。安倍内閣の閣僚で献灯したのは、谷垣禎一法相と林芳正農林水産相、根本匠復興相、古屋圭司国家公安委員長、稲田朋美行政改革担当相。5人は去年も献灯しており、春秋の例大祭には靖国神社の参拝や供物の奉納を何度も行っている。
上海交通大学日本研究センターの王少普主任は13日、「環球時報」に対し、安倍内閣の5閣僚による靖国神社への献灯は、中日関係を新たに損なうものだと指摘した。日本側は最近、両国のハイレベル会談を実現したいとしばしば表明しているが、この重要5閣僚の行動は、安倍内閣が靖国神社参拝と間違った歴史観を持ち続け、対中関係の改善に誠意を完全に欠いていることを示している。日本の政府要人が中国首脳との会談への希望を表明しているのは、両国関係が順調でない責任を中国に押し付ける意図があるものと見られる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2014年7月14日