2015年、日本の外交の分水嶺に

2015年、日本の外交の分水嶺に。 日本は今年も敗戦記念日を迎えたが、ドイツの政治家のように誠意と行動でもって罪ある歴史を反省する日本の政治家を目にすることはなかった…

タグ: 外交 戦敗記念日  安保理

発信時間: 2014-08-18 14:08:33 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

2015年は第二次世界大戦の反ファシズム戦争勝利70周年の記念の年であり、安倍首相が戦後70周年の「安倍談話」を発表しようとする年でもある。安倍首相が本当に、日本の植民地支配・侵略の歴史を認めた村山談話と異なる「安倍談話」を発表したならば、この「侵略、反省」の記述が含まれない「安倍談話」は、日本外交の徹底的な逆行と衰退を意味することになる。来年の2015年は、歴史の分水嶺であり、日本の外交の分水嶺でもある。  

欧州の隣国と誠意ある徹底的な和解を実現したドイツは、EUの設立を推進した。過去の侵略の歴史を徹底的に懺悔・反省し、侵略の歴史に勇敢に別れを告げたドイツは、欧州の隣国の赦し、国際社会の尊敬を勝ち取った。ドイツは侵略の歴史を正視し、侵略の歴史を反省するため誠意ある行動をした。ドイツは侵略の歴史を否定・歪曲しておらず、ナチスの戦犯を徹底的に追及し法の縄にかけている。ドイツは自らの誠意により、EUや国際社会から信頼されるドイツの外交を手にした。  

その一方で日本は、国連安全保障理事会の常任理事国入り、自主的な外交を展開する大国になることを再三求めているが、自国が「大国・強国」になる十分かつ合法的な理由を、実際の行動によって示していない。悪霊参拝を繰り返し、年内に何度も悪霊を参拝し、過去の侵略の歴史に勇敢に別れを告げようとしない日本に、外交など存在しない。現在も過去の侵略の歴史を偲び、後ろ髪を引かれる思いである日本に、大国の外交など存在するわけがない。(筆者:厖中鵬 中国社会科学院日本研究所の学者)

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2014年8月18日

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