宮川英男氏(中国中央テレビ『軍事紀実』の映像から引用)
中国民政部は1日、抗日戦争で奮闘し、国に身をささげた第1陣300人の抗日英雄と英雄グループのリストを公表した。リストには日本人が1人含まれている。日本人民解放連盟の河北省・山東省・河南省地区協議会の副委員長を務めた宮川英男氏である。
調査によると、宮川英男氏(1918~1645年)は日本共産主義者同盟に所属し、日本中国侵略戦争末期に捕虜になり、思想改造されたあとに中国共産党に入った。その後、日本反戦同盟の一員になり、山東省の長清県(現在の山東省済南市長清区)に派遣され、日本軍の寝返り工作などに参与した。1945年、27歳の時に日本軍に包囲され、拳銃で自殺した。1980年、彼の遺体を納めた柩が長清烈士陵園に入れられ、烈士墓碑が立てられた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2014年9月2日