日本人八路軍「さらに多くの日本人に侵略の歴史を伝える」

日本人八路軍「さらに多くの日本人に侵略の歴史を伝える」。 中国は世界反ファシズム戦争に大きな貢献を果たした。このような記念日を制定することは大変有意義だ。若者が戦争について知るようにして初めて、戦争は永遠になくなる…

タグ: 八路軍 小林寛澄

発信時間: 2014-09-02 15:07:32 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

 1941年9月18日、小林さんは他の日本人と共に「反戦同盟膠東支部」を設立。正式に八路軍の一員となった。小林さんはメンバーと共に反戦宣伝ビラを書き、撒いた。日本軍が必ず通る地の壁にスローガンを書き、武器を捨てて投降するよう促した。日本軍の拠点付近で直接呼びかけも行った。1944年8月には日本人民解放連盟濱海支部長になり、1955年12月に船で帰国した。

 2005年、小林さんは元在中日本人反戦同盟元兵士訪中団団長として、中国人民抗日戦争ならびに世界反ファシズム戦争60周年記念行事に招待を受けて参加した。帰国後、あちこちで報告や演説を行い、中国の多大な変化と急激な発展を日本の民衆に伝えた。

 抗日戦争勝利から間もなく69周年。小林さんはすでに高齢だが、日中平和・友好事業への熱意は老いてますます高まっている。「私の唯一の願いは生きている間に、本当の侵略の歴史を私の子孫に伝え、日中友好が苦労して手に入れたものであり、大切にし、保護し、歴史の時計の針を逆回転させてはならず、日中人民は世々代々友好的に付き合っていく必要があるということを、さらに多くの日本人に知ってもらうことだ」。

 小林さんは現在の日本の政治状況を非常に憂慮しており「首相など日本の政治家はA級戦犯を祀る靖国神社を絶対に参拝すべきでない。参拝は日本の過去の侵略戦争の美化を意味し、世界反ファシズム戦争の勝利の成果の否認を意味する」と表明した。(編集NA)

 

 「人民網日本語版」2014年9月2日

 

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