ロシアのドゥーマのナルイシキン議長は9日、日本は米国の政治統制を離れることを検討し始めるべきだと示した。
ナルイシキン議長は同日、第2回日本・ロシアフォーラムで次のように述べた。
ロシアに対する制裁はウクライナ東部の危機を緩和できないどころか、かえってウクライナ東部の暴力をエスカレートさせる。ロシアは特に日本がロシア制裁に参与したことに失望している。
ロシアと日本は、両国間の信頼を築くことは非常に困難であり、両国の協力を中断させるいかなる行動も両国関係の発展に多くの問題をもたらすことをよくわかっている。日露の歴史は、両国に共同の努力が必要であり、そうすることで新たな衝突の発生を防げることを証明している
また、ナルイシキン議長は、国際関係を処理するには健全な思考が必要であり、日本を含むロシアの協力パートナーは米国の「侵略政策」を離れることを検討し始めるべきだと主張した。
2014年3月、日本は米国に追随してロシアに対して数回の制裁を行なった。ロシアは、日本のロシアに対する制裁は日露関係の発展に影響したと何度も示している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2014年9月10日