日本が暴力団撲滅に本腰、工藤会の総裁・会長を逮捕

日本が暴力団撲滅に本腰、工藤会の総裁・会長を逮捕。 工藤会は中国在福岡総領事館と、安倍晋三首相の下関市の自宅を襲ったことがある…

タグ: 暴力団 工藤会

発信時間: 2014-09-15 13:35:06 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

13日付毎日新聞によると、工藤会ナンバー2の会長、田上不美夫容疑者が2日間の逃走後、13日に警察に自首した。工藤会総裁の野村悟容疑者は、北九州市漁協関係者の梶原国弘さんを殺害した疑いで、11日に福岡県警に逮捕された。工藤会の構成員の報復を防ぐため、警察当局は3800人態勢の「特別捜査本部」を設置し、関連事件の捜査や警戒に当たっている。

工藤会は福岡県に本部を置く、九州で最大の勢力を持つ暴力団組織で、2012年に日本政府に「特定危険指定暴力団」に指定された。工藤会の前身は、工藤玄治が戦前に設立した賭博組織で、場所代や違法薬物の売買で利益をあげていた。2013年までに工藤会の構成員は560人に、準構成員は390人に達した。

工藤会は悪名高い暴力団組織だ。構成員は好戦的で、ミサイルなどの大型武器を保有しており、一般市民への襲撃も日常茶飯事だ。工藤会は中国人の経営するレストランを放火し、閉店を迫ったことがある。また現地の警察局と寮に爆発物を投げ込み、爆発事件を起こしていた。そればかりではない。工藤会は中国在福岡総領事館と、安倍晋三首相の下関市の自宅を襲ったことがある。

産経新聞によると、福岡県警と工藤会の闘争は数年続けられてきたが、2名のリーダーの逮捕により勢力を削ぎ落とすことに成功した。日本国民が「工藤会撲滅」を強く求めていることを受け、福岡県警は「警察は絶対に引き下がらない」と表明している。福岡県警はまた、市民に積極的に手がかりを提供するよう求めている。工藤会の構成員に対しては、暴力団を離れ更生するよう呼びかけている。

毎日新聞によると、米財務省は2014年7月に、上述した2名に対する経済制裁を実施し、米国の資産を凍結し、米国人との取引を禁止した。本件は、韓国人からも注目されている。あるネットユーザーは、「日本は暴力団に宣戦布告したが、韓国はいつになることやら」とコメントした。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2014年9月15日

TwitterFacebookを加えれば、チャイナネットと交流することができます。
iphoneでもチャイナネット!

日本人フルタイムスタッフ募集    中国人編集者募集
「中国網日本語版(チャイナネット)」の記事の無断転用を禁じます。問い合わせはzy@china.org.cnまで
 

コメント

コメント数:0最新コメント

コメントはまだありません。