上場企業各社が、越境ネット通販事業に進出している。報道によると、家電量販店最大手の蘇寧雲商は今年7月、越境ネット通販プロジェクトチームを立ち上げた。同社は現在、世界範囲で出店社を募集しており、専門サイトを今年末にも開設する。同チームの発足は、同社が自社の海外サプライチェーンを構築し、「自営+募集」の経営モデルを取ることを意味する。
小売チェーンの百圓褲業は7月に企業再編計画を発表し、越境ネット通販サイト運営の環球易購の株式100%を10億3200万元で取得した。同社の主事業は、専門的な品種と多言語による多層的・立体的な垂直型サイトで、米国、カナダ、イギリスなど世界の200以上の国・地域に商品を直売している。B2Bサイト運営大手の網盛生意宝は先ほど、グーグルとの提携を発表した。同社は国内外の貿易会社の越境ネット通販事業に協力し、国内の外向き型企業と世界市場の架け橋になろうとしている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2014年9月20日