気象庁火山課の担当者は、「9月10日以降、御嶽山の周辺で小規模な地震が多発していた。しかし、これによって火山の突然の噴火を予知することは難しかった」と説明した。
登山警告がない中、多くの無防備の登山客が山に入ったことが、死傷者の増えた原因のひとつとみられる。御嶽山では1979年に大規模な噴火があって以降、1991年と2007年に小規模な噴火があっただけ。その間、登山愛好家の理想の観光地として、毎年秋になると多くの観光客が紅葉を楽しんでいた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2014年9月29日