日本自衛隊が米比の合同演習に初参加 外国メディアが注目

日本自衛隊が米比の合同演習に初参加 外国メディアが注目。 日本自衛隊は10月2日にオブザーバーとして、米軍とフィリピン軍が南沙諸島にほど近いフィリピン西部パラワン島沖で実施した合同演習に参加した。日本自衛隊がフィリピン軍の実戦訓練に参加するのは、これが初めてだ…

タグ: フィリピン 防衛協力 南中国海

発信時間: 2014-10-08 15:38:08 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

日本自衛隊は10月2日にオブザーバーとして、米軍とフィリピン軍が南沙諸島にほど近いフィリピン西部パラワン島沖で実施した合同演習に参加した。日本自衛隊がフィリピン軍の実戦訓練に参加するのは、これが初めてだ。南中国海で東南アジア諸国と領有権を争う中国を見据え、日本はアジア太平洋諸国との協力を強化する。

10月3日付の朝日新聞によると、中国はこのほど南沙諸島で埋め立て作業を加速している。パラワン島の西に位置する仁愛礁(セカンド・トーマス礁)で、フィリピン軍は島嶼の実効支配を実現するため、軍艦を座礁させて中国船を監視に引き付けた。現地の情勢は依然として緊張している。

米比は毎年合同演習を実施しているが、今回は両国が4月に米軍のフィリピン駐留に関する新たな軍事協定に調印した後で、かつ日本自衛隊を初めて招待した。現地メディアはこれに注目しており、「実戦演習は中国けん制を目的としている」と伝えた。

日本自衛隊は2012年にも米比の合同演習に参加したが、その内容は災害支援のみに限られていた。防衛省幹部によると、今回の演習で「日本自衛隊は実戦経験を得られる」という。

日本自衛隊は近年、日米同盟を軸としながら、オーストラリアや東南アジア諸国などのアジア太平洋の友好国と、防衛協力を強化している。

年末に修訂される日米防衛協力のための指針は、日本と地域内の友好国の協力を焦点の一つとする。米国はアジア太平洋重視のリバランス政策を提唱したが、軍事予算削減の問題に直面している。米国は日本が周辺諸国との協力により、大きな力を発揮することを認めると予想されている。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2014年10月8日

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